手作業でのサッチングの方法 | 芝生ブログ(芝生の管理日記)2019.03.09
今日は毎年恒例の芝生の更新作業。先週に、雑草のテデトールと、枯れ芝刈りが終わっているので、今日はサッチング作業をすることにしました。
まず最初に、私が行っているサッチングの流れを紹介しておきます。
熊手を使ったサッチングの方法
- 1.使用する道具は金属製の熊手のみ。あとは体力と気力が必要です。
- 2.熊手の先端の隙間を2cm位に調整をして、サッチをかき出す。
- 3.熊手の幅を広げて、かき出したサッチを集める。
- 4.毛羽だった芝を芝刈機で高さを揃える
- 5.3の作業と同時に、かき出した芝生を集める
サッチングの作業は、とても疲れる作業なので、予算のある人は、サッチン専用の道具を買ってしまった方が良いと思います。
サッチングには、金属製の熊手を使っています。
熊手は金属製の方が使いやすいと思います。なるべく先端が細くて尖っている方が、サッチをかき出しやすいからです。僕が使っている、幅先端の幅を調整出来るタイプがおすすめです。
熊手の幅を広げた場合
○メリット
・広い面積を一気に作業できるので、作業効率がアップ。
○デメリット
・隙間からサッチが漏れてしまい、サッチが集めにくい。
・先端がしなり、力が入りにくいので、そもそもサッチを書き出せているのか不安に思う。
熊手の幅を狭めた場合
○メリット
・力が伝わりやすいので、サッチをかき出しやすい。
・ただし狭め過ぎると逆に、かき出しにくくなるので、隙間を2cm以上は、空けるようにする。
・隙間からサッチが逃げにくいので集めやすい。
○デメリット
・一度にサッチをかき出せる面積が狭いので、時間がかかる。その結果、大幅モチベーションダウン。
アメリカンレーキでサッチングをしてみた。
写真に写っているアメリカンレーキですが、サッチングに使えるかもしれないと思い用意しました。結論から先にいうとアメリカンレーキーは「使えそうで使えない奴」です。
芝生の上にレーキをおいて軽く引っ張るだけで、サッチをかき出すことができます。これは、熊手にくらべて、アメリカンレーキの方が重いからだと思います。
ただし、かき出せるのは、あある程度が「もふもふ」としている芝生だけであり、踏み固められて固くなっている芝生には先端が刺さらないため、サッチのかき出しができませんでした。
それと、かき出したサッチを集める作業は、アメリカンレーキの方が上手く集めることが出来ました。
手作業でのサッチングの方法
まず最初に、熊手を引くようにして、サッチをかき出します。一回では不十分で、同じ箇所を数回行います。
サッチングをした後は、芝生が毛羽だっているので、枯れ芝刈りを行い、見た目をきれいに揃えます。同時に、集められなかったサッチも芝刈機で回収しておきます。
こんな感じで、手作業のサッチングをしています。
あくまでも自己流なのでもっと楽な方法があるかもしれませんね。
サッチング作業は、力はそんなに必要ないのですが、中腰になるので、腰に負担がかかります。
また、サッチングはやればやるほどサッチが出てきて切りがないので、体力に限界を感じたら終了するようにしています。
今日の作業で目標の面積の半分をサッチングできました。残りの作業は明日に持ち越しとなりました。
サッチングとは最新のオススメ記事
10月の芝生の手入れ|刈り止め2011.10.16
10月15日の我が家の前庭の芝生です。全体的には緑ですが、所々黄色っぽくなってきました。 今はもう、芝生の成長はほとんど無いので、前回の芝刈…
〜中略〜
芝焼きの場合は長めにしておく 冬の間に芝焼きをされたい方は、芝生をもう少し長めに残しておくと良いでしょう。 その方が火の周りが良くなります。…