5月の芝生の手入れ植え方と管理方法について/may
日本芝も西洋芝も綺麗な緑色になります。
高麗芝などの日本芝は5月になると、新芽が出そろい綺麗な緑色の芝生が出来上がります。芝生の生育に適した時期なので、綺麗な緑色の芝生が楽しめる時期です。
西洋芝(寒地型)の生育適温も10℃から24℃なので、5月は西洋芝にとって最も成長する時期になり、綺麗な芝生を楽しむことが出来ます。
これからの時期は、芝生の生育と共に芝生の手入れも多く必要になってきます。
特に雑草が増えてくる時期なので、こまめに除草をすることがポイントになってきます。この時期の芝生の苗が傷みやすい時期なので気をつけましょう。
5月の日本芝(暖地型)の手入れ
芝生の植え方
5月は、芝生が最も成長する時期であり、4月と同様に芝生を植えるのに適した時期です。張り芝で芝生を植えた場合は、暑さに負けないように、芝生の根が根付くまでは、水やりを欠かさないようにしましょう。また植えたばかりの芝生は、苗が傷みやすい時期なので気をつけましょう。
個人的には5月が芝生を植えるのに一番適した時期だと思います。お住まいの地域によりますが、6月になって梅雨になれば、芝生を枯らさないための水やりが不要になるからです。
芝生の植え方5月の芝刈り
20mmを目安に2週間に一度くらいを目安に芝刈りをしてください。好みに合わせて10mm〜20mmの間で芝高を保ってください。芝生は適度の刺激を与えると密度が高くなりますので、こまめに芝刈りをすることで、密度の高い芝生を作ることが出来ます。
もし芝刈りをするタイミングを逃して、芝生が伸びすぎた場合は、一度に短く刈ってしまうと「軸刈り」になってしまいますので、数回に分けて徐々に短く芝刈りを行ってください。
芝刈りの方法5月の水やり
5月は、気温も低いので基本的には水やりの必要はありません。ただし植えた(芝張り)ばかりの芝生は、乾燥しないようにこまめに水やりを行いましょう。水やりは地中まで水が染みこむまで、たっぷりと水をまくのがポイントです。芝生はたっぷりと水をまくことで、地中深くまで根を伸すことが出来ます。
芝生の水やりの方法5月の芝生の肥料
5月に与える肥料は、チッソ成分が10%程度の化学肥料を1㎡あたり30g施肥します。施肥後は水やりを十分にしてください。この時期の芝生に肥料を与えると芝生の成長は見違えるほど良くなってきます。
芝生の肥料5月の目土入れ
4月と同様、5月も目土入れに適した時期です。
目土入れの方法は、排水性が良い洗い砂などを、芝生の上から薄くまきます。芝生の凸凹が気になる場合は、芝生が窪んでいる場所に目土入れをします。
目土入れは、芝生の凸凹の補修だけではなく、芝生の根や茎を成長させ、密度の高い芝生を作る効果もありますので、年に一度はするようにしましょう。
5月の西洋芝(寒地型)の手入れ
5月の種まき
5月は西洋芝(寒地型)の成長期なので、種まきに適しています。20℃前後で発芽するので、気温に気をつけながら種まきをしてください。秋に種まきをすると芝生が成長するのに時間がかかるので、春に種まきをする方がよいでしょう。
5月の芝刈り
勢いよく成長し始める時期に入りますので、芝高25mm程度を保つためには、週1回を目安に芝刈りをしましょう。高麗芝などの日本芝と同じく、一度に短く刈ってしまうと軸刈りになってしまい芝生が傷んでしまうので、もし、芝刈りのタイミングを逃してしまい、長く伸びてしまった場合は、数回に分けて芝刈りをして徐々に低く刈っていきます。
芝刈りの方法5月の水やり
5月の後半は、気温も高くなり芝生が乾燥しやすくなります。西洋芝(寒地型)の場合、高麗芝などの日本芝に比べて乾燥に弱いので、芝生が乾燥しないように水やりをこまめに行います。バミューダグラスの芝生の種類は乾燥に強いので、水やりの必要はそれほどありません。
芝生の水やりの方法5月の芝生の肥料
3チッソ成分が10%程度の化成肥料を1㎡あたり30gを目安に与えます。人工的に植えられた庭の芝生は、必ず外部からの栄養分の補給が必要になってきます。芝生の生育時期に、十分に栄養分を与えると、密度の高い綺麗な芝生を作ることが出来ます。
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