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芝生生活ではDIYによる芝生の植え方や、手入れ方法を紹介しています。

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芝生と暗渠排水

芝生と暗渠排水水はけの良い床土作り

水はけが悪い土壌では元気に育たない芝生。

芝生は、水はけが良い土壌でないと元気に育つことができません。水はけが悪いと芝生の根が腐ってしまったり、コケなどが発生してしまいます。また、水はけが悪い土壌の芝生は、芝生の病気になりやすくなります。

このように水たまりがすぐにできてしまうような水はけが悪い土壌では、芝生を維持することは非常に難しいので、水はけを改善する必要があります。では、水はけを改善するにはどのような方法があるのでしょうか?。

土壌の水はけは、地下排水と表面排水で改善する方法があります。表面排水は、芝生を植える土壌面にやや傾斜をつけて、表面で水を流してしまう方法です。地下排水を良くする方法は、エアレーション後に目土入れをして、徐々に土壌改良していく方法もありますが、一番効果的なのは、芝生を植える前に、土壌に暗渠排水を埋めておく方法です。

DIYでの暗渠排水はそれなりに体力が必要なので、大変な作業なのですが。その分、水はけが劇的に良くなるので、水はけが悪そうな土壌に芝生を植える場合は、事前に暗渠排水を施しておくことが芝生にとってはベストな環境です。

芝生の床土つくり

暗渠排水とは

暗渠排水

透水管を埋めて水はけを良くする暗渠排水。

暗渠排水とは、水はけが悪い土地などで、地中に透水管を埋めて水はけを良くする方法です。
まずは、地面に染みこんだ雨水が流れるように勾配をつけながら地面に溝を掘っていきます。

次に、溝の中に砕石を敷いて、その上に透水管を設置します。透水管は勾配の一番低い部分で雨水マスに繫げます。さらに透水管の上から砕石を敷いてから、最後に芝生の床土を敷きます。

こうすることで、地面に染みこんだ雨水が、透水管をつたって流れ、最終的に雨水マスに流れるようになります。

暗渠排水とは田んぼや畑などでの水はけを改善するために、農家の方々が昔から使ってきた技術ですが、一般家庭の庭でも使える技術です。
材料などもホームセンターで揃える事が出来ますし、特殊な道具が必要なわけでありません。溝を掘る労力はそれなりに必要ですが、DIYでも比較的簡単に施工することができます。

但し、芝生を植えてからの「暗渠排水」の施工は、一度、芝生を剥がす必要がありますので、あまりオススメ出来ません。
水はけが悪そうな土壌に芝生を植える場合は、事前に暗渠排水を施しておく方が良いでしょう。

暗渠排水の効果

水はけの悪い芝生

水はけが悪く腐っていた芝生に暗渠排水を埋めてみた。

写真は、我が家の中庭の芝生です。昨年の春に植えて、夏までは順調に育っていたのですが、昨年8月ぐらいから徐々に芝生の元気がなくなりはじめ、秋には剥げたような状態になってしまいました。

芝生の植え方実践編

剥げた部分の芝生を見てみると、晴れた日でも地面が濡れており、このせいで、芝生が根腐れしてしまった用です。今年の春になれば復活してくれると期待していたのですが、5月・6月になっても一向に復活する気配がありませんそこで、特に水はけの悪い部分の芝生を剥がして、暗渠排水を埋めてみることにしました。

今年7月に暗渠排水を埋めた結果、水はけがずいぶんと良くなり9月と10月でかなりの芝生を復活させることができました。まだ地面が見えている部分もあるのですが、来年には完全に復活してくれそうです。

芝生にとって水はけは重要なんだなと改めて実感。今回のように芝生を植えてからの暗渠排水の施工は、一度芝生を剥がしてしまわないといけないので、手間がかかりますので、水はけが悪いと考えられる土壌には、念のため芝生を植える前に暗渠排水を施しておく方が良いと思います。

芝生を植える前の暗渠排水

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